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【住友化学】据置:A /安定的,J 1 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 15d0517

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15- D- 0517 201 5 年 9 月 2 8 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

住友化学株式会社

(証券コード:4005)

【据置】

長期発行体格付 A+

格付の見通し 安定的

債券格付 A+

発行登録債予備格付 A+

国内CP格付 J−1

■ 格付事由

(1) 総合化学大手。医・農薬で収益性の高い有力製品を有するほか、液晶ディスプレイ関連製品でも業界大手 のポジションにあり、スペシャリティケミカルで強い事業競争力を有する。現中計(14/ 3 期∼16/ 3 期) では中長期的な事業環境の変化を睨み、事業ポートフォリオの高度化を企図。これに対応すべく、バルク ケミカルは国内石油化学を中心に事業再構築を実施。一方、スペシャリティケミカルは強みを有する製品 の拡販や能力増強、新規収益源の育成などで、事業拡大を推進している。

(2) バルクケミカルは自社エチレンプラントの停止などでダウンサイジングが図られ、収益の変動要素が抑え られてきた。また、スペシャリティケミカルは、農薬などの健康・農業関連の収益が厚みを増してきてお り、収益の不況抵抗力が向上してきている。一方、過年度の成長投資の影響などで悪化していた財務構成 は、近年の収益復調やフリーキャッシュフロー拡大の取り組みなどを背景に、改善が進んできた。有利子 負債はまだ削減の余地があるが、中計方針に沿って事業体質の改善・強化が進展してきている。以上を踏 まえ、格付を据え置き、見通しを安定的とした。

(3) 16/ 3 期会社計画は営業利益 1, 450 億円、経常利益 1, 600 億円の予想で、9 期ぶりに過去最高益(営業およ び経常利益)を更新する見通し。主な増益要因はメチオニン(飼料添加物)の市況上昇や農薬の拡販、ラ ツーダ(非定型抗精神病薬)の米国販売拡大などで、成長戦略の成果がプラス要因となる見込み。バルク ケミカルの事業再構築の取り組みも一巡してきており、16/ 3 期は特別損失も大きく縮小すると考えられ る。後発品の使用促進政策で医薬品の国内の事業環境が厳しくなってきていることや、情報電子化学の競 合活発化などはリスク要因だが、当面、収益は堅調に推移しよう。

(4) 有利子負債は 11/ 3期末以降、1兆円台で高止まりしてきたが、運転資金圧縮や投資案件厳選などで 15/ 3 期末では 9, 802億円と、5期ぶりに 1兆円を下回った。また、自己資本は直近でボトムとなった 12/ 3期 末の 4, 862 億円から、15/ 3 期末では 7, 913 億円にまで回復。DE R(自己資本ベース)は、12/ 3 期末の 2. 2 倍から、15/ 3 期末では 1. 2 倍に低下した。今後、ペトロ・ラービグ 2 期計画に対し 1, 000 億円の出資が予 定されているが、引き続き当社では投資全体を抑制しつつ、財務基盤の改善・強化を進めていく方針。

(担当)涛岡 由典・藤田 剛志 ■ 格付対象

発行体:住友化学株式会社 【据置】

対象 格付 見通し

長期発行体格付 A+ 安定的

対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付

第 32 回無担保社債(社債間限定同 順位特約付)

100 億円 2005 年 12 月 6 日 2015 年 12 月 4 日 1. 63% A+ 第 34 回無担保社債(社債間限定同

順位特約付)

(2)

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対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付

第 36 回無担保社債(社債間限定同 順位特約付)

250 億円 2007 年 2 月 27 日 2017 年 2 月 27 日 1. 95% A+ 第 37 回無担保社債(社債間限定同

順位特約付)

200 億円 2007 年 9 月 18 日 2017 年 9 月 15 日 1. 94% A+ 第 38 回無担保社債(社債間限定同

順位特約付)

200 億円 2008 年 4 月 22 日 2018 年 4 月 20 日 1. 76% A+ 第 40 回無担保社債(社債間限定同

順位特約付)

70 億円 2008 年 12 月 22 日 2018 年 12 月 21 日 2. 10% A+ 第 41 回無担保社債(社債間限定同

順位特約付)

200 億円 2009 年 10 月 20 日 2019 年 10 月 18 日 1. 64% A+ 第 43 回無担保社債(社債間限定同

順位特約付)

350 億円 2010 年 4 月 23 日 2020 年 4 月 23 日 1. 58% A+ 第 45 回無担保社債(社債間限定同

順位特約付)

200 億円 2011 年 10 月 28 日 2021 年 10 月 28 日 1. 22% A+ 第 46 回無担保社債(社債間限定同

順位特約付)

250 億円 2012 年 9 月 21 日 2017 年 9 月 21 日 0. 572% A+ 第 47 回無担保社債(社債間限定同

順位特約付)

100 億円 2013 年 6 月 12 日 2020 年 6 月 12 日 0. 984% A+ 第 48 回無担保社債(社債間限定同

順位特約付)

400 億円 2013 年 6 月 12 日 2018 年 6 月 12 日 0. 623% A+ 第 49 回無担保社債(社債間限定同

順位特約付)

100 億円 2014 年 4 月 25 日 2024 年 4 月 25 日 0. 944% A+ 第 50 回無担保社債(社債間限定同

順位特約付)

100 億円 2014 年 4 月 25 日 2021 年 4 月 23 日 0. 567% A+ 第 51 回無担保社債(社債間限定同

順位特約付)

100 億円 2014 年 4 月 25 日 2019 年 4 月 25 日 0. 344% A+

対象 発行予定額 発行予定期間 予備格付

発行登録債 1, 000 億円 2014 年 4 月 9 日から 2 年間 A+

対象 発行限度額 格付

コマーシャルペーパー 1, 800 億円 J - 1

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2015 年 9 月 25 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎

主任格付アナリスト:涛岡 由典

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「化学」(2012 年 3 月 26 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 住友化学株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

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独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■用語解説

予備格付:予備格付とは、格付対象の重要な発行条件が確定していない段階で予備的な評価として付与する格付です。発行条件が確定した場合には 当該条件を確認し改めて格付を付与しますが、発行条件の内容等によっては、当該格付の水準は予備格付の水準と異なることがあります。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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